原田造園 海を渡る

私の夫は京都で造園業を営んでおります。
先月オーストラリアに滞在していた間、体調が優れなかったオーストラリアの家族、
バーバラを元気付けるために、庭師の指示のもと家族みんなで彼女のお家のお庭の手入れをしよう!という企画が持ち上がり、実行しました。



ビフォーの写真。全体の自然な雰囲気は残しつつすっきりさせていこう、ということで作業を始めていきました。

椿も上が繁りすぎると中に日が当たらずに 内側から枯れていくとのことでザクザク枝を落としていきます。


みんなでやれば早い早い。着々と作業が進んでいきます。
そして。。。。



まあ、なんということでしょう!
うっそうとした森のようなお庭は明るさを取り戻し、それでいて自然の中にいるような
安らぎをもたらすお庭へと変貌いたしました。
外壁の椿や、枯葉たちも掃除してすっきり。



作業をしている私たちのためにバーバラと彼女の息子、孫がオーストラリアの手料理を振舞ってくれました。姉の誕生日も近いこともあり、バースデーケーキも。
とってもおいしかったです!
後日バーバラに会う機会があり、彼女は言っていました。
「朝目覚める時、窓からキラキラと光が差し込んできて、私を幸せな気持ちにさせるのよ。本当にありがとう。」と。
この言葉に夫も感激しねぎらわれたようです。
自分の仕事ぶりが海外の人々に受け入れられたことが嬉しかったとのこと。
何よりもみんなできれいにしたそのことが良い思い出になりお庭を眺めるたびに
思い浮かぶことでしょう。
お庭にしても料理にしても、自分の培ってきたもので誰かを幸せにできるのは素敵なことだな、と改めて感じました。
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