伝統工芸品に触れる:赤間硯(山口県)


楠製硯

ゴールデンウィークの後半、夫の実家がある山口県に帰省していました。温泉でふと目にした、赤間硯(あかますずり)のポスター。

赤間硯は、萩焼、大内塗と並ぶ山口の伝統工芸品です。

硯が日本に伝わってきたのは、飛鳥、奈良時代と言われています。赤間硯の始まりについてははっきりとしたことはわかっていませんが、1191年に源頼朝が鎌倉の鶴岡八幡宮に奉納した硯が赤間硯であったと言われているようです。江戸時代には一般的に石を採る山には勝手に入れず、贈り物などとして必要になった際に藩主の命令で採石されるというとても貴重な名産品だったとのこと。

夫に尋ねると、近くに万倉(まぐら)という赤間硯の産地があるとのこと。気になったので早速翌日赤間硯の里に行ってきました。

特に問い合わせなどすこともなく、GOING EASY的な感じで万倉へと向かうと見えてきた楠製硯の文字。

赤褐色の艶のある肌が美しい硯。

緑が混ざっている方が価値が高いとされているそうです。石自体も取れなくなってきているのだそうで、今は昔採掘したストックで製作されてるとのこと、貴重な品ですね。私は赤褐色の方が好きで小筆用の物をわけていただきました。手間暇かけてあるのに意外に買い求めやすい価格で驚きました。プレゼントなどにも喜ばれると思いました。

シンプルなものから花などの装飾が施されたものまで様々なデザインのものがあるので、自分好みの硯をがきっと見つかるはず。

下井昭弘さん

突然の訪問にも関わらず親切にご対応いただいた、伝統工芸士の下井昭弘さん。

赤間硯を使ったら字がうまく書けますか?とお尋ねすると、なりますよ!と自信を持ってお答えしてくれました(笑)

赤間岩は石の粒がたっているそうで墨がよくすれるようです。

またいい道具を前にすると身が引き締まるので上達するのかもしれませんね。

皆さんも山口にお出かけの際は赤間硯の里、万倉まで是非足をおはこびくださいね。

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